「テレビで見かけたあの素敵な女性は誰?」「90代とは思えないバイタリティの秘訣は?」
ふとした瞬間に目にしたカオリ・ナラ・ターナー氏の姿に、圧倒された方も多いのではないでしょうか。日本人として初めてハリウッドの頂点であるエミー賞を手にし、スティーブ・マックィーンが仲人を務めたという映画のような人生。そして、88歳で自宅を全焼するという壮絶な逆境すら「私はラッキーガール」と笑い飛ばす強靭な精神性。
本記事では、公式記録と本人へのインタビューに基づき、カオリ・ナラ・ターナー氏の正確な経歴、家族構成、そして今すぐ真似したくなる健康習慣までを、事実に基づいて詳述します。
92歳の今が一番楽しい。ハリウッドを魅了し続ける「カオリ」の現在地
カオリ・ナラ・ターナー氏は、2026年現在、92歳を迎えてなお現役で活動を続けています。過去に出演した『徹子の部屋』などでは、背筋の伸びた美しい立ち姿と、驚きの「片足立ち」を披露し、視聴者に大きな感動を与えました。
現在はアメリカ・ロサンゼルスと日本を往復する二拠点生活を送りながら、自身の経験を伝える講演活動やメディア出演を行っています。彼女にとって年齢は単なる数字に過ぎず、老いを「衰え」ではなく「自由」と捉える姿勢が、多くの人々に希望を与えています。
日本人初のエミー賞受賞への道|70歳で手にした最高峰の栄誉
カオリ氏のキャリアは、挑戦の連続でした。1970年代、まだアジア人に対する壁が厚かったハリウッドにおいて、彼女は実力一つでその扉をこじ開けました。
1978年には、日本人として初めて「ハリウッド・メイクアップ・ユニオン(Local 706)」の正会員となります。これは、ハリウッド映画の現場で働くための最高峰のライセンスであり、彼女の専門性が世界に認められた瞬間でした。
そして2003年、70歳の時にテレビドラマシリーズ『エイリアス(Alias)』のメイクアップで、日本人初のエミー賞(メイクアップ部門)を受賞するという快挙を成し遂げました。
カオリ・ナラ・ターナー 栄光の軌跡(略歴)
| 年代 | 出来事 |
|---|---|
| 1933年 | 東京(蒲田・蓮沼)に生まれる |
| 1965年 | 香港にてビル・ターナー氏と結婚 |
| 1978年 | 日本人初のハリウッド・メイクアップ・ユニオン正会員に |
| 1983年 | 映画『フラッシュダンス』などの話題作を担当 |
| 2003年 | TVシリーズ『エイリアス』で日本人初のエミー賞受賞 |
| 2008年 | 日本政府より旭日双光章を受章 |
| 2022年 | ロサンゼルスの自宅が火災により全焼するも、無事に生還 |
| 2026年 | 92歳を迎え、現役として活動中 |
伝説の結婚式と家族の絆|仲人スティーブ・マックィーンが繋いだ縁
カオリ氏の私生活もまた、伝説に彩られています。1965年、彼女は同じくメイクアップアーティストであったビル・ターナー氏と結婚しました。
驚くべきは、その結婚式の立会人(仲人)です。ビルの親友であり、当時の大スターであったスティーブ・マックィーン氏が務めました。式は香港に停泊していた軍艦の上で行われるという、まさに映画のワンシーンのような幕開けでした。
家族との絆と現在の暮らし
1992年に愛する夫を見送った後も、彼女はハリウッドでのキャリアを力強く全うしました。現在は
88歳、自宅全焼からの再起|「命があってラッキー」と言える強さの秘密
2022年7月、カオリ氏を最大の試練が襲いました。ロサンゼルスの自宅が漏電により火災に見舞われ、全焼してしまったのです。エミー賞のトロフィーや、長年かけて集めた貴重な資料、思い出の品のすべてを失いました。
しかし、当時88歳の彼女が放った言葉は、世界中を驚かせました。
自宅が火事に見舞われたことも、考えようによってはラッキーな出来事。なんでもいいほうに考えて笑い話にすれば、幸せになれる気がします
この圧倒的なレジリエンス(回復力)こそが、彼女が「伝説」と呼ばれる所以です。執着を捨て、今あるものに感謝する。その精神性が、彼女の美しさの源泉となっています。

美と健康を保つ「カオリ流」習慣|日々の食事と、夜のビール
92歳にして現役。その活力を支えるのは、意外にもシンプルで規律ある生活習慣です。
- バランスの取れた食事: 年齢を感じさせない肌ツヤと活力のために、日々の栄養バランスには気を配っています。
- 夜のビール: 毎晩、コップ一杯のビールを楽しむことが彼女の「元気の源」です。我慢しすぎず、人生を楽しむ心の余裕を大切にしています。
- 適度な運動: 毎日のストレッチや、意識的な歩行。92歳で披露した片足立ちは、日々の積み重ねの賜物です。


参考文献・出典









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